トレランのレースでGoProを撮影する場合、手に持つ、頭に付けると言うパターンが多いと思います。手に持つのは嫌、頭に付けるのも嫌、また、チェストマウントがありますが、ちょっと大げさすぎて・・・・
トレイルランニングでトレランザックのショルダーストラップに固定する方法が無いのかと思って調べてもわからなかったので自作する事にしました。
用意するもの
■バックパッククリップ
何でもいいと思いますが、信用できるブランド品PeakDesign ピークデザイン キャプチャーを購入。
トレランザッグのショルダーストラップは薄くて、登山ザッグはショルダーストラップが厚くて両方に対応できるようにPeakDesignの物を購入しました。
トレランでしか使わない場合は、アマゾン等で安い物を購入すれば問題無いと思います。
■100均の細長いカッターマット
■100均のマウスパッド(裏がクッションの表がプラスチック的な物)
■金属の30cmの定規
■100均の強力だけど汗を吸わなさそうな両面テープ
■太い刃のカッター(細い1cm位のカッターでは力が入らないのでケガします)
いきなり完成図。
①カッターマットをバックパッククリップが収まる幅で切ります。
ごついカッターナイフで同じ場所を何回か切ると割と簡単にカッターマットが切れます。
金属の30cmの定規がここで役立ちます。
そこまで力を入れなくても何回か切っていたら切れるので
無理に力を入れて頑張りすぎないようにしてください。手を切ります。
細いカッターナイフは力が入らないのでケガする元です。
使用しない方が良いと思います。
カッターマットを切るのにカッターマットを購入するのは何か嫌なので
切断時に下にはいらない本とか段ボールを敷いたらと思います。
②2つの角はアールがついていると思いますが、切断した残り2つは角がとがっているので面取りしてください。斜めに切るだけでいいともいます。
③同じ幅でマウスパッドを切ってください。
④バックパッククリップの裏にもマウスパッドを貼りつけます。
⑤バックパッククリップをカットしたカッターマットを挟んでトレランザッグに取り付けてください。
この時にGoProを取り付けて位置、フィット感、揺れなどを確認してください。
⑥位置が決まれば、カッターマットの体に当たる部分にマウスパッドのクッションを貼りつけていきます。今回は少し下げ目でつけてみようと思い、上の写真の様に今までは肩部分にもマウスパッドクッション下の写真の様に付けていたのですが、外してみました。前日の夜にやって確認無しでレースをスタートした結果、微妙でした・・。このバッククリップのクッションをもっと厚い物にする方が良いと思います。
⑦完成。
注意事項
①距離の短いトレランレースなら胸のフラスク入れる所を使えなくしてGoProの位置を下げ目にすればフィット感、左右のバランスが良くなります。
②フラスクを利用する前提だと必然的にGoProの位置を上目にしないといけないので、ポジションが悪いと肩、鎖骨が痛くなります。マウスパッドのクッションは改良の余地があります。
③マウスパッドのクッションは汗と長時間のスレで色移りするのでこちらも注意が必要です。
10時間のレースでは感じませんでしたが、17時間のレースでは少し色が移っていました。
④40km、50kmのトレランでは問題無かったのですが、80kmでは鎖骨が軽い擦過傷みたいになりました。
⑤走る振動でバックパッククリップのネジが緩みやすいのでしっかり締め付けて走っている最中も何回か確認した方が良いと思います。(初めからきつく締め付ける事をお勧めします)
⑥カッターマットを少し短くすることができそうですが大きなメリットは無いのでそのままにしています。
両手を使えるので危険な場面でも動画撮影が可能です
細々とノー編集動画をアップしているユーチューブチャンネルです。
https://www.youtube.com/@actcyc
図工が得意な方は、これを元にもっといい物ができると思うので、出来たら教えて欲しいです。
Actcycはロードバイク、シクロクロス、トレラン、マラソンなどで使用できるレッグウェアを製造・販売しています。
販売サイト👇
Actcyc | アクトサイク Actcyc
会社ホームページ👇
香川シームレス株式会社|着圧ソックス靴下のOEM/ODM・受託製造