
2025年5月18日(金)に開催された祖谷スカイランに協賛・ダブル出走してきました!
ここ数年は協賛だけしてエントリーできていなかった祖谷スカイラン。
とにかく登りがキツイと言う話だけ聞いていて今年は他の予定も無くエントリー出来ました!
毎年コースがちょっとずつ変わっているようで今年は16km 累積標高2020m。
スカイランニングのレースでは5kmで1,000mと言うのが一般的で、4.5kmで1,200m登るのはスカイランニングでもあまりないと言う事を聞きました。
コースが気になってYoutubeで試走動画を見ようかと思いましたが、やっぱり先調べ無しで走りたかったので調べず挑みました。どんなところかわからず走るのが面白いので。
香川県からは国道32号で新猪ノ鼻トンネルができたので1時間ちょっとで到着しました。
朝食はいつものローソンで買ったミルクフランスとおにぎり1個。スタート前にもちぷよを食べました。
徳島に入って吉野川に沿って大歩危小歩危辺りになると山や川の自然のスケールが大きくなり、テンションが上がってきます。それと同時に山の上の方にある集落はどこから行けるのか、買い物はどうやっているのかなど気になってきます。

開催される場所はJR大歩危駅のすぐ裏。駐車場は近くの小学校で1km位10分弱歩いて移動します。
小学校は廃校にはなっておらず使われているようでした。

小学校の体育館で競技説明がありそこから歩いて移動。


横断幕を貼っていただいており、こちらが正面になって競技説明を行いました。
はじめに体育館に入ったら1名が準備体操していて、とりあえずステージの最前列に座っていたけど、向きが逆になったのでほぼ最後列になってしまいました。
説明後、スタート地点まで歩いていきます。10分弱。
レース後しばらくのんびりしたりするのでサンダルを履いていくか持っていく事をお勧めします。
他のレースでもそうですが、移動がある場合はレース用のシューズとサンダルがセットにした方が
着替え、レース後の移動で楽になります。

歩いているとスタート地点が見えてきます。
橋を渡る時に雄大な吉野川が見れます。

JR大歩危駅も周りも一望できます。


スタート地点に向かう途中に歩危マートがあります。
そのお店の前で店員さんが豆腐の水を替えていました。後聞いたのですが、祖谷とうふを水で洗えば1週間はもつそうです。山から引いていると思われる水を使用していました。
スタート横で荷物を預けます。
スタートは細い坂。スタート時にシャボン玉が放たれます。


スタートすぐに急な坂でスピードを上げて走ったらすぐに階段渋滞。その後もシングルトラックで前に付いて行きますが結構なハイペース。5分もすれば前後間があいて、20分位で前後見えなくなるくらいばらけます。
順位を狙っている方は前の方に、完走目標の方は後ろの方にと初めに説明もあり割とスムーズに流れていたと思います。僕の場合は序盤に3名抜いて、3名に抜かれたと思います。
その後、延々と登り続けます。心拍数を上げ過ぎないように、動き続けられるギリギリで進みますが、1200mを一気に登るのは大変です。
同じくらいのペースの方としばらく一緒に進みました。岡山の方でウルトラ系をやっているようで100km位がメインのようでした。岡山在住で地元のレースはマーシャルで参加しているようでした。
1200m後半にある岩場の急登で岡山の方に付いていけず一人ぼちっちになってしまいました。
その後林道にでてエイドではしっかりと水分とエネルギーを補給します。
コーラとアクエリアス×2、かりんとう×2、こんにゃくゼリー1個。
その後、木が少し減って来て若干走れる場所が出てきて国見山山頂に到着。

全身汗で濡れています。ズボンも汗だくです。もっと汗かきの方はシューズが水没すると思います。
ここから下って再度国見山に登ります。
降る前に少し走れるポイントがあり、その辺りは気持ちよく走れます。その後は急な下り。
下っていると1位の選手とすれ違います。早すぎ。その後数名の方とすれ違います。
通常のトレランは一方通行ですれ違う事がありませんが、こちらのコースは折り返すのですれ違います。人数が少ないから可能な折り返し。声を掛け合いながら問題無くすれ違えますが、
すれ違う時に励まし合えるので、少人数のこのようなレースもありかなと思いました。
下りきるとエイドがあり水分とエネルギーを補給。かりんとうがおいしいです。
かりんとう×2、コーラ×2、アクエリアス×1
みかんの缶詰用の紙コップを間違って取ってしまい、さらに小さい紙コップで3杯補給になりました。
スタート前にエイドで水分を補給できるし水は500mlを1本でいいかと思っていましたが、いらなかったら捨てればいいやと思って2本持ってきて良かったです。エイドでは紙コップ3杯の水分補給ルールがあり、紙コップが思いのほか小さく3杯で150ml~200ml程度だと思います。
当日は過ごしやすい気候でしたが、登り続けていると暑い!多分標高800m位から涼しくなってきますが、それ以下では暑くてくだっていても暑いので水分が必要です。
再度国見山に到着。

1回目の国見山の下り途中から常に近くを走っていた方。下りも常に視界に入っている位ペースが同じでした。1人だとゆっくり下りますが、この方に引っ張ってもらいいいペースで下れたと思います。
うすうす気づいていましたが、1200mの下りの恐怖。
1200m登りは当然大変でしたが、下りも大変。大腿四頭筋が悲鳴をあげます。
トレランを始める前に山登りをしていましたが、下りが超苦手。トレランを始めてからも登りより下りが遅いのではというくらいで下りが大嫌いでした。色々と原因を調べたり下り方を調べたりしましたが、なかなか改善されず、下りですぐに膝が痛くなっていました。
もう下りは自分にはむいていないと思っていましたが、1年間毎月100km獲得3,000m以上を近所の里山を中心に続けていたらちょっとずつ下りに慣れてきて痛みが出なくなってきました。
改善できた大きな理由は慣れと筋力だったと思います。あとテクニックとしては真下に降りる事。
決して早くはないですが、登りより下りが好きになりました。(楽に感じる)
途中にあるエイドでコーラ×2、アクエリアス×1、かりんとう×2を補給。
やっぱりコーラですね。ここでもしっかりと補給。
と言う事で無事のゴール。

ゴールの時にシングルの表彰式をしていて人が多くいました。
そこからダブルの表彰式まで時間があるので炊き出しのうどんを食べて、アイスと三ツ矢サイダーを買ってダブルの人が帰ってくるのを応援したり歩危マートで600円クーポンでお買い物したりして時間をつぶします。八朔とデコポンを買って帰りましたがデコポンがめちゃくちゃおいしかったです。

12時頃から14時過ぎまで四国まんなかせんねん物語がJR大歩危駅に停まっていていい感じの雰囲気になっています。出発の時にシャボン玉が放たれます。

ゴールしてタイム、順位はわからなかったのですが、表彰式で8位で呼ばれてびっくり。
1位との差は1時間位ありますが、とりあえず表彰状もいただけて満足です!



7位の方は帰ったので1名少ないです。10位まで賞状が頂けます。

JR大歩危駅のすぐ近くで、かずら橋に向かう途中に会場があって、地元の方がホラ貝を吹いて応援しているので時折観光客が立ち止まり一緒に写真を撮ったりしていました。
ぱっと見何かのお祭りに見えます。
帰りには近くにある「大歩危峡まんなか」ホテルの温泉の割引券がついてあり通常は700円の所500円で入れます。この温泉はヌルヌル系でいい感じでした。またセルフロウリュウがあって自分で水を焼けた石にかける事が出来ます。3杯かけてすぐに人が入って来たのでちょっと焦って説明しました。

その後、外にある半露天風呂の様な所で水風呂に入り椅子に座ってくつろぎます。
この季節寒すぎず暑すぎず、湯船から出ればクールダウンできる季節でいつまでもこの温泉に居続けれます。最近改装したようで全てがキレイなのでそれもプラスポイント。お勧めです。
15:00前後に温泉に入っているほとんどがレースに出た人で、お風呂の中でもちょっと話をしたりレースの余韻を温泉でも楽しめます。
田舎のトレランレースあるあるなのか、温泉が近くにあるレースが多い気がします。
5月半ばの気候がいいときに開催して、吉野川と山々のマイナスイオンを存分に味わえる祖谷スカイランお勧めです!
運営・ボランティア・地元の方々のおかげでこのようないい場所でレースができて本当に感謝です。
また、大歩危、祖谷のいい所を再認識できました。受付の時にもらう封筒の中に参加賞とかゼッケンとかが入っていますがその中に三好市のパンフレットが入っておりこれが凄く魅力的。

剣山、三嶺、かずら橋、吉野川・・・いったいどれだけ見どころがあるのかと思うくらいこの三好市には楽しみが詰まっています。また三好ジオマップというのもついており大歩危小歩危剣山などが出来た地殻変動など詳しく説明している資料も付いています。永久保存版です。
子供が大きくなったらラフティングしにきます。
装備等について
今回の地面は雨or濡れていると予想、トレイルが99%、下りでつま先を痛めない為、捻挫防止のために厚底シューズではなく、ソールが薄めのスポルティバ サイクロンで挑みました。BOAダイヤルで固定が簡単。
その他装備はいつもと同じですが、ヒヤッとしたのはスカイランニングではジャケットが必須装備になっており、チェックされます。今回はカッパを完全に忘れており、寒さ対策として薄っぺらいジャケットを入れていて助かりました。スカイランニング協会のレースに出る際は忘れないように注意してください。
キャップ Actcycランニングキャップ(シロしばさんオリジナル)
インナー上下 ミレー ドライナミック メッシュ
Tシャツ ActcycロゴTシャツ(非売品)
ジャケット アークテリクス 軽量ジャケット
パンツ ミズノマルチポケットパンツ
ザッグ サロモン アクティブスキン12
アームカバー Actsleeve
ふくらはぎサポーター Actlegインパクト
靴下 Actcyc BASIC5本指ソックス
シューズ スポルティバ サイクロン
グローブ UNWASTED アダプト
救急セット(絆創膏、テーピング、葛根湯、痛み止め、芍薬甘草湯)
エマージェンシーシート SOL
Gopro11
補給食
アミノバイタル 赤 (折返し後に補給)
メダリスト 紫 (補給せず)
水 500ml×2
1名Actlegを着用していたと思いますが、ソックスでロゴが見えず、声をかけられませんでした。
この祖谷スカイランも標高が高い所で笹が生えており、ふくらはぎサポーターで防御出来ます。
あと下りで設置時にふくらはぎに与える衝撃(振動)は抑えられていると思います。
翌日月曜日、火曜日は大腿四頭筋の筋肉痛がひどかったです。ハムストリング、ふくらはぎ、アキレス腱などは全く問題無し。ただ腕が多少筋肉痛。パワーウォークと下りで木を使ってブレーキをかけていたためだと思います。
水曜日はまだ階段で普通に降りられません。
木曜日もまだまだ回復しておらず、Zwiftで7割程度のパワーで限界に。
以前は下りが苦手でしたが最近は下りが少し楽に感じ始めていました。
今回は下りで同じペース位の方がいて追いつくために頑張っていたのでいつもよりハイペースで下っていました。最近下りに慣れ始めていたのですが筋力に頼ったドタドタ下りなので
この1200mの下りで大腿四頭筋が大きなダメージを受けたのだと思います。
下りでスピードが出過ぎないようにすると大腿四頭筋をつかってブレーキするのですが、
ブレーキを掛け過ぎず、ピッチを上げて転がるように下るのが
まだまだできる気がしません・・・。
あとひょっとするとハムストリングを使用して下れるのかも・・・。

スタート直後から心拍約95%位で進んで第一エイド後でちょっとペースを緩めています。
下った後の登りも心拍数を見ると割と頑張っていたようです。また国見山からの下りも心拍数がそれほど下がっていないので頑張って下っているのが分かります。心拍ドリフトかも。

気温ですが、標高1000mからは涼しくなってスタート地点と比べると5℃は違っています。涼しいと言っても23℃くらいあればやはり暑いですね。強度が高くなる登りメインのコースなので水分はしっかりと持って行った方がいいと思います。トレランザック無しで水1本持っている方も何名かいましたが多分水分が足りていないと思います。

5月はこのレース込みの距離です。4月も鬼が城ピークストレイルのおかげで距離が積めていますが11月のまんのうマウンテンマッドネス100マイルを目標にこれから150km/月を目指したいと思っています。

5月はこのレース込みの累積標高。9月、10月は15,000m位を目標にと思っていますがまったくできる気がしません。

Zwiftのピークパワー。

ちょっとずつFTPも上がってきています。体重が57kgで2年位変わっていないのでちょっとダイエットして3kg位減らせば自転車もランもパワーアップできそうなので、ダイエットしたいです。
おやつをどれだけ減らせるかがポイント。これから暑くなるのでアイスを減らせるかどうか。

週2回のランニングと週4回の自転車のトレーニング。週1のレストをアクティブレストに置き換えてみようかと検討中。現在のfitnessは今までで最高値。
今までの経験で行くとfitnessが90位になるとFTPが上がり始めるので、fitnessを100にして継続すればもっと上がる気がします。ただしランニングと自転車で合わせていて、週末のちょいロングを含めての数字なので実際のfitnessとはちょっと違うかも。
ロードバイクをやっていて60kg以下の方はランも始めやすいと思うので週1からでも走り始めたら1年後にはマラソンやトレランレースにも出て楽しめると思います。
ECサイトでふくらはぎサポーターなど販売しています。
アクトサイク Actcyc |